👋IT Optimizerシリーズへようこそ
「プログラミングができなくても、ITツールを使いこなして業務を改善できる人材」
このような人材が、なぜ今、必要性を感じているか?
深刻な状況
- •中小企業の約7割が「IT人材ゼロまたは不足」(Zenken調査、2024年)
- •2030年には最大79万人のIT人材が不足(経済産業省)
- •2023年時点でDXに未着手または初歩的な取り組みにとどまっている企業は全体の66.2%(2024年版中小企業白書)
この数字が示しているのは、現場で日々感じている深刻な課題です。まずは、その生の声から見ていきましょう。
😰現場で感じる4つのジレンマ
こんな悩みを抱えていませんか?
- 💭「この作業、もっと効率化できないだろうか」
- 💭「IT化したいけど、予算も人材もない」
- 💭「IT部門に依頼したいけど、何ヶ月も待たされる」
- 💭「システムは作ってもらったけど、現場の実態に合っていない」
従来、業務のIT化やシステム開発は「IT部門の仕事」「外部のSIerに依頼するもの」でした。
しかし、現実には
中小企業の多くは
- →IT部門がそもそもない(あるいは1-2名の兼任)
- →システム開発を依頼する予算がない
- →外部のSIerに頼むと数百万円〜数千万円かかるため最低限のIT化以外は諦めている
- →「IT化は大企業のもの」と諦めている
IT部門がある企業でも
- →常に多数のプロジェクトを抱えている
- →現場の小さな改善要望に即座に対応することは困難
- →開発リソースは限られている
一方で、現場には改善すべき課題が山積しています。このギャップが、多くの組織で生産性向上の阻害要因となっています。そして、ビジネス環境の変化スピードがさらに加速している今、これまでのスタイルのITでは限界があると感じています。
🚀状況を変える3つの技術革新
しかしながら、IT人材不足を含め、長い期間(数十年?)IT化で直面してきたさまざまな課題が、ここ数年の技術革新によりITの状況が激変してきていると感じています。
🤖①AIの進化:技術の壁を取り払う
2022年11月、ChatGPTが世の中の多くの人を驚かせました。リリース後2ヶ月程で1億ユーザーを突破する凄まじいスピードで生成AIが市民権を得ました。
例えプログラミングができなくても、AIに聞けばかなり正確に教えてくれる時代になりました。今や複雑なツールの設定が分からなくてもAIが手順を示してくれます。
つまり、これまで専門家でないとできなかったことがAIの進化により「技術の壁」が取り払われつつあります。
🔧②ノーコードツールの進化:連携の容易さ+AI Agent
もはや「単なる自動化」ツールでなくなってきています。さまざまなクラウドサービスを自由自在に繋ぎ合わせることで驚くようなプロセスをほんの数時間で構築できます。
最近のノーコードツールにはAIエージェントという機能が提供されており、とても簡単にAIの先進的な機能を実現することができます。まさに人間のような柔軟な対応を可能とするプラットフォームに進化してきています。
これが「ノーコード」=「ドラッグ&ドロップ + 簡単な設定」だけで実現できるという点がとても重要です。
☁️③高機能なクラウドサービスの増加:安価で高機能なSaaS
さまざまな機能を提供するクラウドサービスが月額数千円程度から使えるようになりました。
これらの特化型クラウドサービスを、②でお伝えしたノーコードツールで簡単に繋げることで、これまでのIT開発なら数日・数百万円かかったものが、数時間・月額数万円程度で実現可能になってきています。
これら3つの技術革新により
「現場の担当者自らITを使いこなして、業務を最適化できる時代」が到来したと考えています。
次回の記事では、この3つの技術革新が具体的に何を可能にしたのか、実例を交えて詳しく見ていきたいと思います。
💼IT Optimizerという新しい職種
IT Optimizerとは、プログラミングができなくても、ITツールを使いこなして業務を改善し、さらにIT環境そのものを最適化できる人材です。
そして、予算も人材も限られた中小企業こそ、IT Optimizerというスキルを持った人材が、ITシステム構築のハードルを劇的に下げることが可能です。
このシリーズについて
この記事は「IT Optimizer という新しい職種」シリーズの第1回です。全8回で、IT Optimizerという職種の全体像、なり方、実践事例までをお届けします。